2018年のルートラボの更新について詳しく書く(SilverLight撲滅から8000点縛り開放まで)
この記事はロードバイク Advent Calender2018の2日目の記事です。
2018年、ロードバイク乗りに親しまれている、ルートラボに大幅な更新が入りました。
細かくは正式な更新では2011年以来、7年ぶりの更新ですがhttpsに対応するなど運用はしていたようです。(ここ数年でhttpsでないとgpsが使えなくなったりした)
一年の終わりということで、個人的に更新をウォッチしていたので詳しく解説します。
(今年の一枚 白馬で5営業日リモートワークしながら自転車をのってテントですごしていました。)
目次
- 更新内容
- JavaScript版がルートの作成画面に有料道路優先・一般道優先機能を追加しました。(2018.3.8)
- JavaScript版がルートの作成画面がβから正式版に昇格しました。(2018.4.2)
- JavaScript版がルートの作成画面の経由点追加をクリックからCtrlキー+クリックに変更しました。(2018.4.23)
- GPX等のダウンロードファイル名がページIDからタイトルになり、わかりやすくなりました。(2018.6.5)
- iPhone版,Android版ルート閲覧画面の情報画面からGPX等ファイルのエクスポート・ダウンロードができるようになりました。(2018.6.11)
- 山などで等高線が見やすい地理院地図に対応しました。(2018.7.9)
- 距離優先でルートを引く機能、ログイン忘れ防止のリマインド機能を追加しました。(2018.9.12)
- iPhone版,Android版でルート表示の精度を高くしました。(2018.11.6)
- 投稿できるポイント数を20,000点に拡大しました。(当社比2倍以上)(2018.11.27)
- まとめ
更新内容 |
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3月 |
このころは作成画面にJavaScript版(β)とSilverLight版がありました。
(↑道路アイコンをクリックで切り替えるこの機能のこと)
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4月 |
JavaScript版の作成画面が昇格し、SilverLight版がメニューから消えました。
また、更新履歴にはありませんが、
↓ コメントをした数日後には...
正式版昇格のあと様子をみて経由点を追加をCtrlキー同時押し戻したようです。
こちらも↑のツイートの数日後にはリリースされていたようですね。
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5月 |
更新なし
(私は名古屋から白馬まで走っていました。途中BRM512千葉600kmの方々と一緒にはしることができました。)
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6月 |
GPXなどをダウンロードしたときのファイル名が日本語になり、
スマホ版の閲覧画面のメニュー( iアイコン ) からファイルをダウンロードできるようになりました。 GarminConnectやヤマレコ等のアプリが入っている場合、直接アプリにエクスポートできます。 (詳しくは以下のサイトが詳しく解説されています)
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7月 |
国土地理院が提供している等高線の入った地形図が使えるようになりました。 地図の図式の種類が増えました。 日本中で細かいズームができ、ダムの工事道や登山道、山小屋もみれるようになっています。
また、更新履歴にはありませんが、要望があった縮尺(スケールバー)も出るようになったようです。
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8月 |
更新なし
(私は名古屋から和歌山まで紀伊半島を半周していました) |
9月 |
有料道路優先、一般道優先に続いて、距離優先でルートを引く機能が追加されていました。
以前からあればいいのに的な機能だなと思っていなので便利。
また、ログインしていないとルート引く前に警告がなるようになっていました。
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10月 |
更新なし (私は四国でうどんツアーとUFOラインを走りにいっていました) |
11月 |
今まで、スマホ版の閲覧画面で距離が長くなると、ポイント数が間引かれて荒い表示になっていました。
つい先日、長年利用者を苦しめていた8,000点を20,000点に拡大するリリースがされていました。
あとちょっとでルートを書き終わるのに、8,000点を超えてしまって泣く泣く最後の方を削るってことがなくなりますね。 カーブが多い道かどうかにもよりますが、1,500km前後引けるみたいです! めでたい。
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まとめ
今年は、SilverLightサポート切れでサイトクローズの危機を乗り越えて、
長年の不満を解消、的な充実した2018年だったような気がします。
このまま、2019年以降も継続して開発されるといいですね。
更新の流れをみているとTwitterで ルートラボ #ルートラボ でコメントや要望を書いていると開発者は見ている気がします。
コメントや要望を垂れ流してみると拾われたりするのではないでしょうか。(無責任)
StravaやRideWithGPS等の競合サイトがあるなかで、
使ってる人たちの意見が取り入れられて、面白い機能等ができて
海外勢に負けないように盛り返すといいですね。
ルートラボはAmazonプライム会員のみしかコース作れない、とかでいいから有料化してでもサービスを継続&改良して欲しいと思うんだが。今のままだとRWGの有料会員と併用せざるを得ない。正確なキューシート書く上ではRWGの機能は手放せないが、実走データ作る上ではダメダメだし。
— ばっきー@実家建て替え中 (@bakkyd) April 2, 2018
ファンの一人として今後も生き残ってほしいので、
誰か開発してる会社に入って、うまいことやってください。
また、個人でロードバイクのお供に便利な機能を作ったり紹介もしてますのでご利用ください。
ローディーの皆様、良いお年を。
(この記事では、ルートラボの更新に関連のあるツイートを引用していますが、問題のある場合コメントやtwitter等でご連絡ください)